築48年住宅リノベーション記録 vol. 8 竣工!お家の紹介②
- honeycomb-labo
- May 24, 2022
- 3 min read
Updated: May 30, 2022
こんにちは!ハニカムラボです。
前回から引き続き、
竣工した「築48年リノベーション住宅」を紹介していきます!
今回は階段から始まり、2階をお見せします。
玄関から1階については、前回の記事も併せてご覧ください。

光が溢れる回り階段。
スケルトン構造で、光を遮ることなく
開放的な空間を作り出しています。

見た目はシンプルですが、
踊り場の受けを製作金物で補強しているので、
強度は十分です!

お客さまから、暮らしの様子を聞くとほっこり。
ワイヤーの筋交いに観葉植物を吊るしたり、
ある日は、子どもたちの遊び場になったり、
(ケガしないでね)
お家の真ん中で、この回り階段が
家族をあたたかく見守っているようです。

これは、回り階段の中心を通る柱。
この柱、旧い木材と新しい木材が
組み合わさっているのが分かりますか?
耐久性が劣る部分は補って、良いところは活かす
ハイブリッドな柱なのです。
「旧いものと新しいものの融合」
まさにハニカムラボの理念を表すような柱です。

二階の子ども部屋。家の南側に位置するお部屋です。
天井は丸太梁と合板の天井あらわし。開放感あふれる空間です。
快適な天井現しには、丁寧な断熱工事が必須。
実際に住んでいらっしゃる お客さまの話によると、昼間は冬でも暖房なしで暖かいそう。
窓からは、一年をとおして日が差し込みます。
その光は天井を反射し、二階全体を照らしてくれます。

床はオークの無垢フローリングを使用しています。
無垢は温度や湿度によって、伸縮したり反ったり、
傷やシミが残りやすい等といった
自然素材だからこその特徴もありますが、
他にはない心地良さがあります。
無垢フローリングの家は、住む人と日々呼吸して、
身体と生活に寄り添ってくれるのです。
無垢にしようか少しでも悩んでいる方には、
ぜひこの素晴らしさを体感して頂きたいものです…

レトロな趣のある電車窓。
構造や取り付け工事の様子については、
前回のブログ「vol. 6 建物内部・設備工事②」
にて、詳しくお話しております。

カーテンボックスも
ハニカムラボのオリジナル製作です。
シンプルな造形にすることで
木材の味わいある質感が引き立ちます。
ごちゃごちゃとするレールや金具を覆うと、
見た目がすっきり整いますし、掃除も楽々です。

お客さまは、ボックスの上に
ちょこんと置物を飾ったりして
インテリアを楽しんでくださっていました。

こちらは、たっぷり収納できる
ウォークインクローゼット。
木材の質感が美しい空間です。

こちらは書斎スペースです。
最近はリモートワークの方も
増えてきたかと思いますが、
ひとりで静かに仕事をしたい、
誰かいる場所で仕事をしたい。
それぞれに合ったスタイルがあると思います。

ここでは個室の仕事部屋ではなく、
家族とゆるやかに繋がりつつも
仕事に集中できる空間を作り出しました。
ここまで、完成したお家の紹介でした!
随所にこだわりと工夫がつまった住宅です。
いかがでしたでしょうか。
次回は、少し時間をさかのぼり…
設計・プランニングについてお話します。
ハニカムラボの手掛けるリノベーションでは、どれ一つ同じものはありません。
人それぞれに合わせて、最適なプランを考えています。
そのリノベーションの基盤となるのは、お客さまとの打ち合わせです。
実際のエピソードを交えて、私たちの取り組み方をお話しします。
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