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築48年住宅リノベーション記録 vol. 5 建物内部・設備工事①

  • honeycomb-labo
  • Apr 19, 2022
  • 3 min read

こんにちは ハニカムラボです。

「築48年住宅リノベーション記録」も今回で5話目!


これまで解体、基礎工事、構造補強、断熱とやってきましたが、

ここからは主に、建物の内部や設備を整えていきます。


現場では毎日、同時進行で複数の箇所の工事が進むので、

日に日に 家らしい姿になっていきますよ。


それでは前回のつづきからです。


































断熱材を敷き詰めた上から

フローリングの下地となる床板を張っていきます。


































壁も断熱材を塞ぐように

プラスターボードという下地材を張っていきます。


ここでふと、職人さんの声や作業の音が

響きにくくなっていることに気が付きます。

断熱材と下地材の効果で、

しっかり防音されていることが よく分かります。



続いて、階段の取り付けです。

リノベーション前は 急な直進階段でしたが、

角度が緩やかで上り下りしやすい、

回り階段に作り替えます。


































みんなで寄り集まって話し合い。

階段って一見シンプルなつくりだと思うかもしれませんが、

設計も施工も複雑です。



数ミリ寸法が変わるだけで、

上り下りのしやすさも変わります。

人の身体は僅かな違いも繊細に感じ取っているのです。


















大工さんが使う様々な道具たち。

手に馴染んだ、無くてはならない存在です。


































階段が取り付けられました。

青いシートで包んであるのは、

工事の間にキズがつかないよう

保護するためです。




フローリングの工事も始まりました。


使用しているのは

オーク素材の無垢フローリングです。























床から、ピコピコと生えているものは

「スペーサー」と言います。


無垢フローリングには

自然素材だからこその

特徴があります。


木は呼吸していますから

温度や湿度によって、伸縮します。


そのため、隙間なく張ってしまうと、

反りや、ひび割れの原因になります。


スペーサーを用いて

適切な隙間をあけて 施工するのが

美しいフローリングをつくるポイントです。




電気設備の工事も進んでいます。


照明を取り付ける位置を

確かめているところです。


専門技術のある

電気屋さんが施工します。























そして、天井にぽっかりと空いた穴。

ここにダウンライトを取り付けます。


天井の裏には

電気配線が通っています。


電気配線も、間取りと同様に

住む人に合わせて計画することが

大切です。


例えば

充電式掃除機のコンセントの位置、

パソコンやスピーカーの置き場所、

寝室のコンセントの位置、

などなど


打ち合わせを重ね、

お客さまの生活スタイルに合わせて

設計しています。



今回は、

建物内部や設備の工事についてお話ししました。

盛りだくさんの内容でしたが

いかがでしたでしょうか。


次回も引き続き、

壁紙やタイル張りの施工、

建具(扉や窓)の取り付けなどといった

住宅の内装工事についてお話しします。

 
 
 

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