照明も兼ねたローコストなポスト
- honeycomb-labo
- Jun 1, 2015
- 2 min read
Updated: Dec 16, 2020
2015.6.1

こんにちは。
これまたちょっと前の案件・・・笑
建物のリノベーション計画で、エントランスから玄関へのアプローチが大幅に変更することになり、ポスト、インターホン、ガーデンライトを新設する必要がありました。
表札を壁に掘り込む手法としていたので、夜に表札をどう照らすか?というところで検討。。。

こういった場合、表札灯が一般的なんだが、壁をシンプルにしたかったので、これはどうしても意匠的に使いたくない。
そしてなによりコストを抑えたい・・・!
そこで、

ポスト、インターホン、表札を照らす照明をひとつにまとめました。
既製品のポストを改造し、その横にくっついているのがインターホン。
また、インターホンを覆うステンレスのカバーの中に、LED照明を内蔵しています。
さらに、ステンレスのカバーの建物側に直径2㎜のピンホールを空けてあるので、
そこから絞られた光束が表札をぼんやりと照らします。


▲ポスト計画のラフスケッチ ▲ステンレス製の箱の設計図
しかも、箱の下面を開放しているので、照明のこぼれた光はアプローチを繋ぐ土間と、小さな家庭菜園を照らしちゃうスグレモノなのです・・・!
ひとつのLED照明ですべてをまかなうので、電気代も節約!めっちゃエコロジーでっせ。

▲夜中にコソコソ事務所で実験。穴の大きさと光の特性を検証。なんとも地味な作業・・・笑
コストを抑えつつ、機能性も確保。
お客さも「こんなの見たこと無いっ!」とたいへん喜んでくださいました。
ですよね。
ぼくもこんなやりかた見たこと無い。笑
なんともいえないぼんやり感が控えめにお家を主張しています。
小さな家庭菜園はその後豊作となり、おいしい野菜をお裾分け頂きました。

ぼくも家庭菜園したいなぁ・・・
ゆかわ
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