リノベーション賃貸に置き手紙
- honeycomb-labo
- Jun 15, 2015
- 2 min read
Updated: Dec 16, 2020
2015.6.15
こんにちは!
内装・インテリア担当のシンドウです。
ハニカムラボでは賃貸物件も手がけることがあります。
工事後は不動産業者さんがお客さまをご案内するので、
私たちは部屋を説明することはありません。
でも、でも!
ただ、きれいにリノベーションするだけじゃなくて、
ここに住んだら、暮らしと気持ちがいっそう豊かになるように、
考えたことをどうしても伝えたくて、置き手紙をしてきました。

キッチンは小ぶりなのですが、スペースを有効に使っていただきたくて、
道具を壁にアイアンハンガーを設置。
でも、くれぐれも布はかけないで!というお願いです。
豪華なシステムキッチンではないけど、
立つのがうれしいキッチンで、自炊が楽しくなったらいいなあ~。
なぜかフライパンが壁にかけられていると
「料理が出来る風」に
見える気がするのはわたしだけでしょうか?


自由な高さに棚板を変えられる、足場板の棚。
いろいろ使えますよ~が売りなのですが、
具体例を提案させていただいています。
でも、
友達がいっぱい来たからといって椅子には使わないで~、
というご注意も。


賃貸の洗面所って、収納ポケットと鏡がセットになってて、
というのが常識となりつつあります。
システマティックな良さではなく、
あたたかみのある木で、毎朝テンションを上がるように、
普通の逆を行く「収納なし、木枠付きの鏡」を設置しています。
「見に来られた方が整髪料はどこに置こう~?」って
悩まれないように、とのメッセージです。


普通はこんなことまでしないかもしれません。
でも、伝えたいことは黙っているだけでは、
やっぱり伝わらないと思うのです。
ハニカムラボでは、暮らしの中の便利さや、数値的なことでは測れない
「なんかいい」を大切にしています。
「なんかいい」が詰まった賃貸物件。
ハニカムラボは「こういうもん」という常識を、ちょっと疑ってみて、
喜んでいただけるものを作り出して行きたいと思います。
シンドウ
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