フローリングの種類講座
- honeycomb-labo
- Jun 19, 2015
- 2 min read
Updated: Dec 16, 2020
2015.6.19
こんにちは。
ハニカムラボ、素材好きのシンドウです。
素足の季節になってきましたね。
素足でフローリング、木の上の床を歩くのが好きです。
木を見たり、触れたりすると気持ちがリラックスするように感じます。好きなフローリング、そうじゃないもの、お好みがあると思うのですが、一口に「木」と言っても違いがあるんです。

無垢材
木を切り出して、乾燥させたままのもの。
素材感が一番ありますが、ゆがみや反りもまた味の1つとして愛する気持ちが必要な素材。
写真は無垢フローリング。
断面と側面の木目がつながっていますね。
わたしはかつて、無垢フローリングは、漢字の意味から察して、無塗装のフローリングだと勘違いしていました。。。。

突き板
かつおぶしのように木を薄くスライスし、合板に張ったもの。
写真はフローリングなのですが、上のこげ茶部分がスライス部分ではありませんよ。
その上に貼られているやつです。
住宅で一般的に普及しているのが、突き板のフローリングです。
薄いので表面をしっかり塗装でコートし、強度を持たせているため、表面がつるんとして無垢に比べると木の素材感が弱くなっています。
しかし、比較的、水濡れや傷に強く、掃除もしやすく、ゆがみもなく、メンテナンスという観点では、優等生なのです。

最近多く見かけるようになってきたのは、「足場板」
これって、建築工事で建てる家の周りに、大工さんが作業するためにパイプや木で組まれているものです。
高級な板ではなく、荒々しさを楽しむ素材といったところでしょうか。ハニカムラボでは黒いアイアン素材と合わせて、棚板としてよく使用しています。
いい味感の無垢フローリングは、お値段もいいお値段してきてしまいます。
予算的に使えないけれど、味のある木の素材感を楽しんでもらいたい!
ここでもあきらめないハニカムラボ!

そこで、蜜蝋仕上げ足場板をオリジナルでフローリングに使用したのが、長屋のリノベーションです。
無垢のようなツルツル・すべすべにはならないので、スリッパ生活向きですし、目地にごみも溜まりやすいのですが、長所も短所もひっくるめて、愛してあげたくなる存在です。
無垢も突き板もそれぞれ、良さもデメリットもありますが、どれにも自分のイメージが当てはまらない、、、、、
という場合には、既製品の中から選ぶのではなく、創作するということもできます。
好きな素材からエネルギーをもらって、元気になれる家を作る存在でありたいと考えています。
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